会社の現状(平成27年度)

会社の現状に関する事項
(1) 事業の状況

今年度は市外から観光目的で北条鉄道に乗車頂く仕掛けとイベント列車での営業収益アップに取り組みました。3月末~5月にかけテレビで法華口駅ボランティア駅長の活動が放送されると、テレビを観て法華口駅を知った方が、連日訪れにぎわいました。

 但し、法華口駅ボランティア駅長が5月中旬から体調不良で活動休止されてから、法華口駅に訪れる方は減りましたが、新たに神戸、加古川方面から北条鉄道を利用して市内観光、登山に来られる小団体が増えております。

 

 イベントにつきましては、子供から大人の方に楽しんで頂くイベントを開催しました。近年、マスコミ等で北条鉄道を紹介していただく事が増え、各イベントも市外からの参加者が多くなりサンタ列車、かぶと虫列車、その他のイベントを継続してきた成果が表れています。

但し、市外からの観光客は天気によって大きく左右され休日が雨になると訪れる人が少なく平日の乗車数に戻ります。休日の運賃箱収入は平日の約1.3~1.5倍の収入ですので、この課題の解決策を検討してまいります。

 

 経営面では経常損益△16,788千円(前年対比104.96%)、営業収益80,197千円(前年対比98.20%)営業費131,395千円(前年対比103.25%)になりました。

内訳として運輸収入71,250千円(前年対比96.03%)、運輸雑収7,212千円(前年対比117.54%)、商品売上1,735千円(前年対比130.55%)運輸収入が減り運輸雑収が増えた理由の一つは、今年からビール列車・おでん列車(8便)の参加費1,332千円を運賃収入192千円・運輸雑収1,140千円に振り分けており差が出ております。

整備事業では、沿線保全、車両検査を5か年計画に基づき整備を行いました。その他、2年前から応急修理で対応してきた、車両修繕を業者に依頼し修繕を行いました。(運賃箱交換、ラジエター、エアコン、表示灯電気回路、乗降ドア、その他)

 

 また、3年前から研究を進めている法華口行き違い設備(案)がほぼまとまり、近畿運輸局、鉄道総合技術研究所 説明用として行き違い設備のデモ機製作、運転取扱実施基準規程変更(案)を鉄道総合技術研究所、近畿運輸局に指導を受けながら認可に向け進めております。

委託事業として加西市の鶉野地区周辺整備事業の一環で「法華口駅歩行者用構内踏切設置」に向け外注業者に設計、工事見積りを依頼中です。(目的・・法華口駅から鶉野飛行場・防空壕跡歩行者用見学コース)

 

 来年度は営業収益増に繋げるイベント、団体乗客の誘致を積極的に行います。また、ステーションマスター、応援隊のご支援、ご協力を頂きながら市民の皆様に愛される鉄道を目指し無事故、旅客サービスの向上に努めてまいります。

 

財産及び損益の状況の推移
区分

 

第30期

 

(平成25年度)

 

 

第31期

 

(平成26年度)

 

 

第32期

 

(平成27年度)

 

 

第33期

 

(平成28年度)

 

 

第34期

 

(平成29年度)

 

運送収入等(千円) 78,018 81,423 82,720 81,663 80,197
経常利益(千円) △18,465 △18,381 △11,718 △15,201 △16,788
当期純利益(千円) △211 △211 △211 △211 △211
一株当たり当期純利益(円) △105 △105 △105 △105 △105
総資産(千円) 103,875 90,124 94,959 94,320 99,043

(注)千円(一部円)未満四捨五入