会社の現状(平成27年度)

会社の現状に関する事項
(1) 事業の状況

 昨年の7/29国土交通省に於いて、北条鉄道の取り組みが評価され、加西市公共交通活性化協議会が「国土交通大臣賞」を受賞しました。地域住民と事業者、ボランテイア駅長、北条鉄道応援隊、行政が一体となって駅整備(トイレ完成・庭園・その他)、イベントを開催したことで、第32期営業収益が、過去最高を記録したことを評価され、地域公共交通優良団体として国土交通大臣賞を受賞しました。沿線ではさらに、北条鉄道を応援しようと6月に播磨横田駅前にピザ店、10月に播磨下里駅に野菜直売所「駅の里」がオープンし、新たに北条鉄道の名物駅が増え、テレビ・新聞・その他で紹介頂き、市内、市外から北条鉄道観光目的で訪れる方が増えております。特に3月から法華口駅北垣ボランテイア駅長の活躍とパン屋さんをテレビで紹介頂いたことで毎日、法華口駅は多くの方が訪れ、にぎわっております。
 また、貸切列車を利用した当社のイベント、旅行会社乗車ツアー、グループ内で企画し列車内で楽しむなど、色んな方法でご利用いただいております。


 駅整備では、播磨下里駅の屋根葺き替え、古いトイレ解体工事、顧客サービスとして加西市予算で北条町駅コンコースにバス・タクシーのりば、観光案内所案内看板、Wi-Fi設備(北条町駅・法華口駅・車両3台)設置しました。
 また、列車事故として9/16小野市粟生町下条踏切にて軽自動車と衝突、2/5加西市北条町東南にてレール内で寝ていた人を撥ねる死亡事故が発生しました。


 経営面においては経常損失15,201千円になりました。営業収益は81,663千円、前年比98.72%(1,057千円減)と過去2番目の記録、旅客運輸収入は74,198千円前年比99.13%(646千円減)と過去3番目の記録になりました。学生定期収入減(2,584千円減)を、現金収入(市外からの観光客、イベント列車)で収入増を計りました。

 輸送人員では休日に市外からの観光客が増えておりますが、通学の学生が減り340,032人と前年度より 10,693人減になりました。


 費用面では営業費127,255千円前年比96.47%(1,342千円減)となりました。今年度、鉄道軌道安全輸送設備等整備事業の沿線保全工事(落石防止網設置、障害物防護柵設置)が決算処理で構築物と処理され国、地方からの補助金を圧縮記帳し北条鉄道費用を資産計上にしました。


 今年度も市民の皆様、ステーションマスター、北条鉄道応援隊のご支援、ご協力と新聞、テレビ、雑誌で紹介いただいた成果が経営に繋がりました。
 今後も各関係機関、関係団体、市民の皆様に愛される鉄道を目指し、無事故、旅客サービス向上に一層の努力を重ね安全運転に務めます。

 

財産及び損益の状況の推移
区分

 

第29期

 

(平成24年度)

 

 

第30期

 

(平成25年度)

 

 

第31期

 

(平成26年度)

 

 

第32期

 

(平成27年度)

 

 

第33期

 

(平成28年度)

 

運送収入等(千円) 78,248 78,018 81,423 82,720 81,663
経常利益(千円) △16,402 △18,465 △18,381 △11,718 △15,201
当期純利益(千円) 2,428 △211 △211 △211 △211
一株当たり当期純利益(円) 1,214 △105 △105 △105 △105
総資産(千円) 96,599 103,875 90,124 94,959 94,320

(注)千円(一部円)未満四捨五入