会社の現況(平成22年度)
事業の経過及び成果並びに今後の課題
(1) 事業の状況
当期におけるわが国の情勢は、好調な外需や経済政策の効果に加え猛暑効果もあり堅調に推移しましたが、東日本大震災の影響を受け年度末には大幅な景気の減速を余儀なくされました。
このような中、当社の当期における業績は、多彩なイベントや昨年10月に誕生した子ザル駅長効果もあり、旅客運輸収入5,165千円増を記録し、経常損失は対前期比1,330千円減の15,731千円となりました。
営業収益におきましては、対前期比5,261千円増の73,256千円になりました。この売上高は、平成5年度(第10期)以降、最高の出来高となりました。本年度は、インターネット通信販売を本格的に稼働させた年でもあります。インターネットショップ最大手の楽天モールに加盟し、オリジナル商品第2弾の「北条鉄道サイダー」を発売しました。また、鉄道グッズでは「全駅硬券入場券セット」を発売し、どちらも好調な売れ行きです。
経費については、職員のコスト意識が向上した結果、従前外注で実施していた線路保守の一部を、昨年に続いて職員自らの作業で行い、修繕費のセーブに貢献しております。一方で、下期にじりじりと上がり出した原油価格による動力費上昇が業績の足を引っ張った格好にもなりました。
利用客数は、社員の奮闘の努力にも拘わらず、少子化や加西市の人口減少の影響を受け、対前期比横バイの307千人となりました。
今後も加西市に対し、補助金を求め続けなければならないという厳しい状況下ではございますが、各関係機関、各関係団体、利用者、市民の更なるご支援を賜りながら無事故・旅客サービス向上に一層努力して参ります。
(2) 会社が対処すべき課題
前期に発生した前取締役による不正で、当社の信用が大きく傷き、その信頼を回復する年度となりました。お蔭さまで、ガバナンスの効く組織に生まれ変わったと思います。が、さらなる脱皮を図り、収益性を追求して加西市から頂戴する補助金を1円でも少なくする組織へと、全役職員一丸となって努めて参ります。
沿線住民にとって不可欠な生活の足として安全性の向上、輸送力の強化、利便性の向上に取り組みます。
財産及び損益の状況の推移
| 区 分 | 第24期 (平成19年度) |
第25期 (平成20年度) |
第26期 (平成21年度) |
第27期(当期) (平成22年度) |
|---|---|---|---|---|
| 運送収入等(千円) | 71,210 | 72,122 | 67,995 | 73,257 |
| 経常利益(千円) | △15,201 | △14,895 | △17,062 | △15,731 |
| 当期純利益(千円) | △400 | △600 | △1,000 | △274 |
| 一株当たり当期純利益(円) | △200 | △300 | △500 | △137 |
| 総 資 産(千円) | 95,570 | 98,426 | 92,628 | 97,462 |




